じゅんさい

じゅんさい
じゅんさい【蓴菜】
(1)スイレン科の多年生水草。 池沼に自生。 茎は泥中の根茎から長く伸び, 楕円形の葉を互生。 夏, 水上に花柄を出して暗紅紫色の花を開く。 茎・葉にぬめりがあり, 若い芽・葉を食用にする。 蓴。 古名ヌナワ。 ﹝季﹞夏。
(2)〔ぬめりをもつことから, それにたとえていう。 近世上方語〕
ぬらりくらりと, どっちつかずであること。

「こなさんがた~とはなぜに言ふえ。 はておまへ追従ばかり言ふて, あちらでもこちらでもぬらりぬらりといふ心じやわいのう/浮世草子・旦那気質」


Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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